2023年1月8日
SDカード・USBメモリー・外付けハードデスクやSSDは記憶媒体です。何がどう違うのでしょうか。比較してみました。
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SDカード |
USBメモリー |
外付けHDD
(ハードデスク) |
外付けSSD |
【今回の比較】耐久時間と故障の要因
🔺どの媒体でもパソコンを利用している最中に抜き差しするのは、禁物です。故障の原因のトップです。また各種の媒体によってはパソコン側がその度に「フォーマット」を要求してくる場合があります。迂闊にも「フォーマット」作業をしてしまうとデータがすべて消去されてしまいます。そのため、他者とのデータのやり取りには十分気を付けてください。こうした表示が出る場合はパソコンとの相性が悪いと思ってください。 |
SDカードは?
長期保存には向いていません。 平均的な寿命は2〜3年程度と短く、寿命を来ると中のデータが見れなくったり読み込みができなくな場合があります。書き換え回数も影響します。安価なものは3000回程度でエラーが発生しやすくなります。また、折り曲げや加圧も故障の原因となります。
USBメモリ用診断ソフト「Check Flash」
USBメモリーは?
一般的なUSBメモリの寿命はおよそ1~2年と言われており、平均3年程度と考えられます。キャップのないUSBメモリーはほこりが付きやすく劣化が激しくなります。抜き差しする際とか、ノートパソコンに差しっぱなしで移動すると、USBの接続部分を壊す事故が多々あります。でっぱりの小さいUSBメモリーはその傾向がありません。
ハードデスクは?
一般的に、寿命はおよそ3年、駆動時間に換算すると約10,000時間程度とされています。
室温や湿度が極端に高い環境で使用しつづけた場合、HDDが物理的に酷使され、平均寿命よりも早く故障してしまうケースもあります。また突然のシャットダウンンもハードデスクを傷つける要因となります。
SSDは?
SSD(ソリッドステートドライブ)とは、メモリーチップを媒体にした記録、読み出しを行う装置です。一般的に、寿命は5年程度。ただし、データの読み書きを行う頻度やSSDの種類、使用環境などに左右されるため、必ずSSDは長持ちするというわけではありません。特徴は、読み出し速度がHDDと比較して非常に速いこと、動作音がほぼないこと、衝撃に強いことがあげられます。現在のところ同じ容量のHDDと比較して価格が非常に高いのが難点です。