今改めてキリスト教会にホームページの必要性を問います。このページでは架空の人物たちによる座談会形式でその課題を解いていきます。前回・前々回は現在の教会等のWEBサイト(ホームページ)における課題を取り上げてみました。今回は最終回。解決編です。

従来のWEBサイトは「固定ページ」を中心に表現された動きのないあるいは変化に乏しいサイトが主流でした。単なる看板で用が足りていたわけですね。ところが2020年からのコロナ禍の影響で、信徒の方々が自宅待機を強いられ、教会での礼拝や各集会ができなくなってしまったり、信徒宅への訪問が難しくなったりしましたね。その為教会は止むに止まれずネットの利用再開、もしくは開始を余儀なくされたのではないでしょうか。今まで考えもしなかった「礼拝のライブ配信」や「信徒とのビデオ通話」あるいは「礼拝メッセージのサイト掲載」など、否応なしに動的要素を持つサイト作りを始めることになったわけですね。大袈裟な言い方ですが、実はこれがWEBサイトが命を吹き返す瞬間だったわけですね。



頑張君の言う通りだね。あの時は酷かった。日曜礼拝の出席者がたったの5人。このまま教会は閉鎖になるのかと不信仰に陥ってしまった時もあったぐらいだったね。あの時、頑張君が電話で例の営業をしてくれたから、窮地を凌げた訳だね。正に「命を吹き返えせた」瞬間だったね。ライブ配信のゼロから指導してもらったり、教会ホームページとどう連携させたらいいかとか、「こんな時だからこそノンクリスチャン向けに伝道メッセージを掲載するとか、Q&Aコーナーを設置したらいかがですか」という具体的なアドバイスをしてくれたものね。



小松田先生。頑張(がんば)へのお褒めの言葉ありがとうございます。お役に立てて本当に嬉しいです。こうしたパンデミックの危機的状況を潜り抜けた教会の多くがWEBサイトの必要性を感じ始めています。ところがコロナ禍の終息が見えてくると、またWEBサイトの必要性を感じなくなってきたのもまた事実です。「喉元過ぎれば熱さを忘れる」の格言通りですね。せっかくWEBサイトが情報発信源になると分かってもらったのに。・・・実は、この現象は私たち「WEBサイト制作企業」の怠慢が要因していることに最近気づかされています。進歩も進化もしないで、時代に乗り遅れているのは私たちの方でした。相変わらず、コロナ禍以前の静かなサイト制作に安住してしまっていたのです。



それを気づかせてくれたのが、SHL主幹のKernelでした。野球好きのKernelが、ある時こんなこと言ってきたんです。「野球の醍醐味は何といっても攻撃力だよね。完璧な守備力があっても点数取れなきゃ勝てないものね。オオタニさんのホームランや盗塁!これがあるから野球ファンが増えてきたわけで。WEBサイト制作と似てるよね。『投稿型WEBサイトは攻撃力の備わった野球チーム』っていいわけだ。でも全員がオオタニさんじゃないからね。凡打しか打てない場合だってあるよね。でも凡打でもヒットはヒット。ヒットが重なれば得点につながるよ。何気ない平凡に見える投稿でもその投稿に心打たれる人もいると思うよ。バッターボックスにただ黙って突っ立ているだけじゃ何も始まらないよね。思いっきり空振りしたって、バットを振らなきゃ攻撃にならないじゃない。それと同じ。WEBサイトも投稿しなければ攻撃が始まらないのじゃないかなあ。今のWEBサイトに欠けているのはここかなあ。」Kernelが提唱しているのはつまり「投稿型WEBサイト」だったのです。



小松田先生。そんなことあったのね。頑張君!!うちにはそんな頼もしい営業なかったわよね。あなたのようなマンパワーを知っていたらとっくにお願いしていたかも・・・。「投稿型WEBサイト!」「バットを振らなきゃ攻撃にならない!」・・確かにそうよね。「あなたのパンを水の上に投げよ、多くの日の後、あなたはそれを得るからである。(伝道者の書11章1節:口語訳)ってあるものね。・・・



久能先生。本当にすみません。SHLの営業は押し売り厳禁なんです。僕もそういう営業が苦手で・・・。でもこれを機会にぜひSHLをご利用ください。先生の教会のメンバーの一人になったつもりでガンバリます。でも先生。SHLのスタッフは全員、おせっかい焼きです。それが時々重荷になってしまうかも・・・。笑



SHLはコスパも良く考えているんですよ。私の名前の様に明朗会計です。後ほど諸経費詳細ページをご覧になっていただきたいのですが、何にどのくらいの経費が必要なのかをはっきり提示しています。またここが大事なのですが、現状の教会の必要性に応じた公式サイト作りに徹底しなければなりません。逆に言うと不必要と思われるコンテンツをサイトに載せる必要がありません。SHLスタッフが時々鬱陶しくお節介焼きと感じられるのもその辺をおっしゃられてのことだと思います。でもこれがコスパと言えませんか。SHLは「イエスマン」ではありませんから。



釈迦に説法ではありませんが、お二人の先生方を前にしてこんなことを言うのは大変烏滸(おこ)がましいのですが、SHLのモットーは「欠けた点を補う」「言うべきことははっきりと。諫言だって厭わない」です。つまり必要とされるマンパワーの提供にあるわけです。
ペテロの手紙第一4章8節に「何よりも、互いに熱心に愛し合いなさい。愛は、多くの欠けた点を補うからです。」の実践なのでね。
どうぞ今後もSHLをご利用ください。
本日はおいで頂き本当にありがとうございました。